投扇興とは?セットの買い方・作り方・点数表まで|100均やAmazonで買える?

tosenkyo 教育

テレビ番組「ぽかぽか」で紹介されて話題の投扇興(とうせんきょう)
「どこで売ってるの?」「体験してみたい!」「ルールが分からない…」と気になっている方も多いのではないでしょうか?

投扇興は、扇子を投げて的に当て、点数を競い合う江戸時代から伝わる遊びです。
最近ではお正月やイベントの出し物、ちょっとしたパーティーで楽しむ方も増えています。

〓この記事では・・

  • 投扇興とは?
  • どこで買える?(100均やAmazonも!)
  • 体験できる場所
  • 自作する方法と点数表の見方

まで、初心者の方でも分かるように詳しくご紹介します!
ぜひ、気軽に日本の伝統文化を楽しんでみてください✨

投扇興とは?

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投扇興は1773年(安永2年)に京都で考案された、日本独自の伝統遊びです。江戸時代には庶民の間で大流行し、あまりに盛り上がったため賭博化して禁止令が出たこともあるほどです。

扇子を台座(枕)の上に置かれた蝶(的)に向かって投げ、蝶や扇子の落ち方によって点数を競い合います。

基本的には2名で交互に10投ずつ投げ合い、審判役(司扇人)が形を判定して点数を付けます。得点には源氏物語や百人一首に由来する風流な名前がついており、落ち方ごとに数十種類もの形があります。

▶︎ 詳しい歴史はこちら
伊場仙|投扇興の歴史と楽しみ方

道具はとてもシンプルで、

  • 扇子(投扇)
  • 的(蝶)
  • 台座(枕や台)

この3つが基本のセットです。

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特に特徴的なのは、落ち方に詩的な名前がついていること!
「花散る」「月隠れ」「風通し」など、形や情景を表す美しい名前がついていて、
点数はその形で決まります。

最近では、着物や和装のイベントで体験できたり、
お正月の集まりや外国人へのおもてなしとしても人気が高まっています。
気軽に遊べて盛り上がる、粋で奥深い日本文化のひとつなんですよ✨

投扇興はどこで売ってる?

「投扇興ってどこで売ってるの?」と思った方、ご安心ください!
意外と選択肢はいろいろあります。
ここでは代表的な購入方法を3つご紹介します。

  • 専門店・伝統工芸店で購入する
  • Amazonや楽天などの通販
  • 投扇興を100均アイテムで自作する方法も!

専門店・伝統工芸店で購入する

本格的な投扇興セットを手に入れたいなら、
和小物を扱う専門店や伝統工芸店がおすすめです。
職人が手作りした枕や蝶、扇子は雰囲気も抜群です。
特に京都や浅草などの観光地には、投扇興を取り扱っている和雑貨店が見つかることも!

Amazonや楽天などの通販

もっと手軽に欲しいなら、Amazon・楽天などのネット通販を活用しましょう。
「投扇興 セット」で検索すると、初心者向けのコンパクトなセットから
ちょっと高級感のある本格的な木製台座付きまで、種類も豊富!
レビューを参考に、自分に合ったものを選べるのも嬉しいポイントです。

▶︎ 参考:Amazonで「投扇興 セット」を探す

Amazon.co.jp: 投扇興セット まり蝶 西野工房 とうせんきょう 京都文化 お座敷遊び 舞妓 芸妓 中世ゲーム ボードゲーム遊戯 扇や 半げしょう : おもちゃ
Amazon.co.jp: 投扇興セット まり蝶 西野工房 とうせんきょう 京都文化 お座敷遊び 舞妓 芸妓 中世ゲーム ボードゲーム遊戯 扇や 半げしょう : おもちゃ

投扇興を100均アイテムで自作する方法も!

「とりあえず気軽に遊んでみたい!」という方には、
100均グッズを活用して手作りする方法も人気です。
扇子や厚紙、発泡スチロールなど、材料はほとんど揃います。
作り方のコツは、後ほど詳しく解説しますね!

お子さま向けなら、「投扇興 おもちゃ」として簡易キットを探すのもおすすめですよ。

「どこで買えばいいの?」と迷っている方は、
予算や用途に合わせて、自分にぴったりの方法を選んでみてくださいね!

投扇興を体験できる場所

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※うーもカフェイメージ

「いきなり買うのはちょっと…」
「一度やってみてから決めたい!」
そんな方は、投扇興を体験できる場所に行ってみるのがおすすめです。

  • 浅草 時代屋
    着物レンタルとセットで本格的な投扇興体験が可能(40〜60分/17,600円〜)。
    ▶︎ 時代屋 公式サイト
  • 浅草文化観光センター
    初心者向け体験会が1,000円程度で定期開催。
  • 京都 白竹堂
    伝統工芸店での体験(2,500円〜)も人気。
    ▶︎ 白竹堂 体験ページ

他にも旅館やホテルのお正月イベントなどで体験できることがあります。「投扇興 体験 + 地域名」で検索してみるのもおすすめです!

文化体験プログラムや観光施設

京都や浅草などの観光地では、
着物レンタルとセットで投扇興体験ができるプログラムを用意しているお店もあります。
お茶や生け花と一緒に日本文化を丸ごと体験できるので、
外国人の友人を連れて行っても喜ばれます✨

旅館やホテルのイベント

老舗旅館や高級ホテルでは、
お正月や特別な和文化イベントとして投扇興を楽しめるプランがあることも!
普段はなかなか味わえない雅な雰囲気の中で体験できるのは贅沢ですね。

カフェやワークショップ

最近では、和文化カフェや地域のコミュニティセンターで
投扇興を体験できるワークショップが開かれることも増えてきました。
イベント情報を探す際は、
「投扇興 体験 ○○(地域名)」で検索してみると意外な穴場が見つかるかもしれません。

体験するメリット💡

  • 実際に投げ方や点数のつけ方を教えてもらえる
  • 道具の質感や雰囲気を味わえる
  • その場で気に入ったら購入できる場合も!

投扇興は見るよりも実際に投げてみると
奥深さと楽しさがグッと分かります。
ぜひ、気軽に体験できる場所を探してみてくださいね!

投扇興セットの作り方・点数表の見方

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※うーもカフェイメージ

投扇興は、きちんとしたセットを買わなくても、
身近な材料で自作して楽しむことができます。
「ちょっと遊んでみたい!」という方は、ぜひチャレンジしてみてください✨

投扇興セットの簡単な作り方

<必要なもの>

  • 扇子(100均でOK!紙製でも◎)
  • 的(蝶):厚紙を蝶の形に切り抜く
  • 台座(枕):空き箱+布を巻いても代用可

<作り方のポイント>
1️⃣ 台座の上に的(蝶)を立てる
2️⃣ 扇子を軽く広げ、台座に向かって投げる
3️⃣ 扇子が蝶に当たって落ちた形をチェック!

100均グッズで自作する場合は、以下のものを用意しましょう。

道具代用アイデア
扇子100均の紙扇子
蝶(的)厚紙を蝶の形に切る
枕(台座)箱やティッシュ箱に布を巻いてもOK

自作で気をつけたいこと💡

・扇子は投げやすい重さ・大きさを選ぶ
・蝶の大きさは好みで調整OK
・安全に楽しむために、周りに物がないか確認!

道具を揃えるところから手作りするのも、投扇興の楽しさの一つです。
お正月やちょっとした集まりで、ぜひ試してみてくださいね✨

点数表の基本の見方

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※出典:Wikipedia

投扇興には、落ち方ごとに風流な名前がついていて、その形で点数が決まります。
代表的な形には以下のようなものがあります。

<代表的な例>

形の名前イメージ点数例
🌸 花散る扇子と蝶が離れて落ちる10点
🌕 月隠れ扇子が蝶を隠すように落ちる15点
🍃 風通し扇子が台座を越えて落ちる20点

※実際には流派によって形や点数は異なり、数十種類の得点パターンがあります。

本格的にやる場合は、
「投扇興 点数表」と検索するとイラスト付きの一覧が見られるので、
印刷して手元に置いておくと便利ですよ。

▶︎ 詳細な点数表例はこちら:Wikipedia PDF

大切なのは、扇子が当たって蝶が倒れると点数になるというルール。
蝶がどの位置に落ちたか、どんな形になったかを見て点数を決めます。

「投扇興とは?セットの買い方・作り方・点数表まで|100均やAmazonで買える?の」まとめ

投扇興(とうせんきょう)は、
ちょっと特別な道具を買わなくても、身近な材料や通販で手に入り、
さらに体験できる場所も増えてきています。

最近は「ぽかぽか」で紹介されたことをきっかけに
「一度やってみたい!」と興味を持つ人が増えていて、
お正月や集まりのレクリエーション、海外の方へのおもてなしとしても人気です。

扇子を投げるというシンプルな遊びですが、
その形や点数に雅な名前がついているのがとても奥ゆかしく、
一度体験するときっと虜になるはず✨

もし気になったら、まずあなたに合った方法で楽しんでみてください!
日本の伝統文化を身近に感じるきっかけになりますように😊

この記事のまとめ

  • どこで売ってる?→ 専門店・Amazon・楽天・100均で入手可能
  • 体験できる場所は浅草や京都の文化体験スポットが人気
  • セットは自作もでき、扇子・蝶・枕の3つが基本アイテム
  • 点数は落ち方で決まり、源氏物語などの優雅な名前が付く
  • 初心者でも気軽に和文化を楽しめるので一度体験してみよう!

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