著者はワンオクがデビュー当時から好きでよく聞いていました。
『るろうに剣心』で毎回主題歌のリリースが楽しみでした。映画ももちろんですが、主題歌の歌詞が映画のストーリーと関連性を持たせてあるところがグッときます🥹
記憶が薄れないうちに自分のブログに「保存版」として残しておくことにしまし。
007もそういうところがありますが、映画のシリーズでこういうのはなかなかないですよね!
■ The Beginning(2012年『るろうに剣心』)
歌詞の意味:
「The Beginning」は、「愛する人を守るためなら、自分のすべてを賭けてでも変わる覚悟がある」という強い決意を描いた楽曲です。英語詞中心ですが、感情的なメロディと歌詞が胸に響きます。
映画との関連性:
主人公・緋村剣心は「人斬り抜刀斎」としての過去を捨て、「不殺(ころさず)」の誓いを立て新たな道を歩みます。この曲は、剣心が新しい人生を歩む“始まり”を象徴しており、特にクライマックスでの戦いの後に流れることで、物語と深くリンクしています。
■ Mighty Long Fall(2014年『京都大火編』)
歌詞の意味:
「Mighty Long Fall」は、信じていたものが崩れ去り、奈落の底へ落ちていくような不安や絶望を描いた曲です。ただし、その中にも「前へ進まなければならない」という意思が込められています。
映画との関連性:
『京都大火編』は志々雄真実という最強の敵が登場し、日本全土を焼き尽くすという脅威が迫る中、剣心は再び過去と向き合い、戦う決意をします。映画終盤の緊迫感や国家転覆をかけた壮絶な戦いと、この曲の重厚なサウンドが非常にマッチしています。
■ Heartache(2014年『伝説の最期編』)
歌詞の意味:
「Heartache」は、失った愛への悲しみと、それでも前へ進もうとする心の葛藤を描いたバラード。喪失感や後悔を抱きながらも、希望の光を見出そうとする繊細な曲です。
映画との関連性:
『伝説の最期編』で剣心は過去の罪を背負いながらも、自分の道を貫くため、命を懸けて戦います。また、映画では仲間や愛する人との絆も強く描かれます。この曲は、彼が抱える“心の痛み(Heartache)”を優しく包み込むように響きます。
■ Renegades(2021年『The Final』)
歌詞の意味:
「Renegades」は、理不尽な世界に抗い、自らの信念を貫こうとする“反逆者(Renegade)”の姿を描いた曲。共作にはエド・シーランも名を連ねており、世界的にも注目されました。
映画との関連性:
『The Final』では剣心の“最も深い因縁”である雪代縁との対決が描かれます。復讐に燃える縁と、自らの罪と向き合う剣心という対比が、「それでも信じる道を進む」というこの曲のテーマと一致しています。剣心=Renegadeの姿をそのまま表した曲と言えます。
出典:ONE OK ROCK: Renegades [OFFICIAL VIDEO]
■ Broken Heart of Gold(2021年『The Beginning』)
歌詞の意味:
「Broken Heart of Gold」は、壊れてしまった“黄金のように純粋だった心”の再生を願うようなバラード。愛と罪、光と闇の間で揺れる心情が繊細に歌われています。
映画との関連性:
『The Beginning』は、剣心がまだ“人斬り抜刀斎”だった時代の物語であり、妻・巴との悲恋が描かれます。剣心が「なぜ不殺を誓ったのか」が明らかになる重要な作品であり、心を閉ざしながらも誰かを愛そうとする姿が、この曲と完璧に重なります。
出典:ONE OK ROCK – Broken Heart of Gold Japanese Version [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
まとめ
映画タイトル | 楽曲 | テーマとの関連性 |
---|---|---|
るろうに剣心(2012) | The Beginning | 新たな人生の始まり、守るべきものへの誓い |
京都大火編(2014) | Mighty Long Fall | 運命に翻弄されながらも抗う決意 |
伝説の最期編(2014) | Heartache | 愛と罪の記憶、悲しみの中の希望 |
The Final(2021) | Renegades | 信念を貫く者たちの反逆と戦い |
The Beginning(2021) | Broken Heart of Gold | 過去と向き合う悲恋、 壊れた心の再生 |
noteには詳しい記事を載せていますので是非一度覗いみててください!

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